昨日は、ストレングス基礎コースが無事に終了しました。
このコースは、自分の資質を知るところから始まります。
ですが、そこにとどまらず、それをどう活かしていきたいのか、どんな未来につなげていくのか考える時間にもなっています。
参加者の方々の振り返りには、たくさんのヒントがありました。
たとえば、「自分が強くないところは、誰かに協力してもらっていいと思えた」と語ってくださった方。
これは、強みに向き合ったからこそ生まれたことだと思います。チームで働く上でもとても大切な視点です。
また、「前は中途半端に思っていた自分の資質が、努力の積み重ねで“好き”になれた」という言葉もありました。
過去の葛藤や試行錯誤が、その人だけの経験として強みに重なっていくのを感じました。
「戦略性」の資質を持つ方が、自分の中にある“複数の道筋”を描く力に気づいたり、
「個別化」と「分析思考」の組み合わせで、周囲の人をよりよく理解しようとしたり、
一人ひとりが、自分の強みを“感情”や“日常の体験”と結びつけながら、「自分らしさ」を言語化していく姿がとても印象的でした。
ストレングスファインダーは、単なる診断ではなくて
そこから先、「どう活かすか」「どう育てるか」「どう人と関わるか」が本当のスタートラインです。
そのために必要なことが、対話になります。
一人で考えて強みを活かそうとするよりも、みんなで資質や日常での使い方などを話してる中で、自分自身の気づきになります。
私は、講座の時に、後ろからみなさんの話を聞かせてもらっています。
一人でぽつんとさみしそうに見えるかもしれませんが、この時間、私の学習欲、内省、着想で、頭の中はグルグルして、一人で楽しんでいます。
そして、何より、みなさん「楽しかった」と言ってくれるのがうれしいです。