私は、7分間セッションの中で、相手を変えようとしたことはありません。
アドバイスもしませんし、 「こうした方がいいですよ」と言うことも、
ほとんどありません。 それは優しさというより、経験からくる感覚です。
人に言われて、「なるほど、そうすればいいんですね」 と分かった瞬間よりも、 「自分で気づいた」
「あ、これならできるかも」
そう感じたときの方が、圧倒的に動けます。
コーチングは、この人間の感覚をとても大切にしています。 ・解決は、外から与えない
・答えは、その人の中にすでにある
・コーチは“導く人”ではなく、“気づきを邪魔しない人” 7分という短さは、実はここにとても向いています。 時間が長いと、
つい説明したくなる。
つい整理してあげたくなる。
でも7分しかないと、私は自然とこうなります。 ・余計なことを言わない
・本人の言葉を待つ
・「それってどういうこと?」とだけ聞く 結果として、
相手の中で起きるのは
「納得」ではなく、「腹落ち」です。
そして腹落ちしたことは、人を前に進ませます。
7分間セッションで起きている変化は、
行動そのものではなく、
「自分で選んだ感覚」
「自分で決めた一歩」 なのだと思っています。
コーチングは、人を変えるための技法ではありません。
人が、自分で動き出す余白を守る考え方 だと、私は感じています。
だから私は、短い時間であっても、その余白を一緒に大切にしたい。
もし今、誰かを変えようとして疲れている人がいたら、
あるいは自分を変えなきゃ、と苦しくなっている人がいたら、 「変えなくても、進める道がある」
ということを、この7分間セッションを通して体感してもらえたら嬉しいです。 また、そんな時間をご一緒できたらと思っています。 |