第2021号 %%date,m月d日%%
おはようございます、%%name%%さん
はなわ ひであきです。
独立してから、私が読んできた本は、だいたい決まっていました。
仕事に関係のある本。
自己啓発の本。
何かの学びになる本。
読むなら、役に立つものを。
そう思っていたわけではないのですが、気がつくと、そういう本ばかり手に取っていました。
ところが最近、ふと気づいたことがあります。
そういう本を、ほとんど読んでいないのです。
学ぶことも、考えることも、ほぼAIとのやり取りの中でやっています。
分からないことは、その場で聞く。
考えたいことは、話しながら整理する。
本を一冊読み終えるより先に、答えにたどり着いてしまう。
そんな毎日になっていました。
それで、少し寂しいような気持ちになりました。
あれ、もしかして、私はもう読書をしない人になったのかな。
老眼も進んできましたし。
そんなふうに、思っていたのです。
でも、ふと思い出しました。
そういえば、私は昔、星新一さんのショートショートが大好きでした。
小説的なものを、たくさん読んでいました。
読んだからといって、何かの役に立つわけではありません。
ただ、面白いから読んでいました。
それを、いつからか、やめていたのです。
仕事に直接関係ないから。
たぶん、そういう理由でした。
「読書をしなくなった」のではありませんでした。
「役に立つ本」だけを読もうとして、それが減った。
それだけのことでした。
そうだ、もっと小説を読もう。
いや、読みたい。
今日は、そんな気持ちになっていて、早速いろいろと読み始めているところです。
ここで、思い出したことがあります。
先日ご紹介した、受講生の方の感想です。
「読書が出来ないのは『時間がないから』だけじゃないんですよね」
あの一行が、なんとなく、自分のことのように分かります。
時間がなかったから、小説を読まなかったのではありませんでした。
頭の中が「役に立つこと」でいっぱいで、面白いだけのものが入る場所がなかった。
たぶん、そういうことだったのだと思います。
AIに作業を渡して、少しずつ時間が空いてきました。
その空いた場所に、最初に戻ってきたのが「学び」ではなく「小説」だった。
これは、自分でも少し意外でした。
でも、悪くない気がしています。
AIと強みで、自分の時間を取り戻す。
取り戻した時間で何をするかは、役に立つことでなくていい。
そう思えたのは、ちょっとした発見でした。
もし、昔は好きだったのに、いつのまにかやめていたことがあれば。
それは、時間がないからではないのかもしれません。
私は今日から、小説を読みます。
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