第2032号 %%date,m月d日%%
おはようございます、%%name%%さん
はなわ ひであきです。
今日は、卒業生が書いた文章の話です。
私の講座で、コーチングを学んだ森さん。
ヴァイオリニストで、もともとプロのオーケストラで弾いていた方です。
その森さんが、noteに一本の記事を書きました。
タイトルは、「88歳母との唐津旅行」。
もうすぐ89歳になるお母さんと、久しぶりに旅行をしたときの話です。
お母さんは、年を重ねるにつれて、新しい場所に行きたがらなくなっていたそうです。
「どこも行きたくない」
それでも、ホテルの写真を見せたら、行くことになった。
福岡から車で1時間の、海の見えるホテルです。
旅の間、お母さんは、同じ昔話を何度もします。
森さんは、これまでそれを「じっと耐えて聴く」という感じだったと書いています。
これ、わかる人が多いと思います。
親の同じ話を、何度目かわからないまま、うなずいて聞く。
私にも、覚えがあります。
今回、森さんは聴き方を変えてみました。
講座で学んだ「聴く技法」を、お母さんに使ってみたのです。
話の中身ではなく、話しているお母さんの表情を見る。
お母さんがまとっている空気感に注目する。
すると、見えたものが違っていました。
お母さんは、思い出にどっぷり浸かって、懐かしさを嬉しそうに語っていた。
話の中身は同じでも、そこにある表情は、毎回ちゃんと生きていたわけです。
森さんは、こう捉え直しています。
お母さんのおしゃべりは、情報のやり取りではない。
自分の心を整えるための、心地よいリズムのようなものだ。
ヴァイオリンを弾く森さんは、人の話を音楽のように聴くのだそうです。
この一文が、私は好きでした。
もうひとつ、はっとした部分があります。
家族は空気のような存在で、時には家具のように相手を固定して感じてしまう、という話です。
他人の話なら、表情を見る。
空気を感じる。
なのに、いちばん近い家族には、それをしていなかった。
近いからこそ、観察をやめてしまう。
コーチングを学んだ人ほど、ここに気づいたときの落差は大きいと思います。
「あなたにはわからないのよ」
お母さんがそう言うのは、拒否ではなく、寂しさの表現だったのではないか。
できないことが増えていく寂しさ。
自分の居場所がなくなっていくような不安。
森さんは、そう受け取り直しました。
そして翌日、お母さんが昔よく行っていたレストランに誘います。
それが、お母さんにとって、次に会う日を楽しみにする小さなイベントになったそうです。
記事の最後は、こう締めくくられています。
人は、年を重ねるほど、できないことが増えていく。
だから自分は、人の話をもっと聴く。
社会と関わり続ける。
好奇心を持ち続ける。
それが、未来の自分への宿題だと。
この記事、私の音声配信でも取り上げました。
すると、熱い感想がいくつも届きました。
みんな、自分の親のことを思い出したのだと思います。
コーチングは、コーチになるための技術だと思われがちです。
でも、いちばん使うのは、こういう場面です。
家族の、何度も聞いた話を、もう一度ちゃんと聴くとき。
▼森さんの記事はこちら
https://learning-playce.net/neo/r.php?_h9g%%hash%%
ひとつ、お知らせがあります。
明日9月27日(日)の夜、コーチング入門講座の新しいクラスが始まります。
講師は、やすコーチ。
残席は、1名です。
森さんが学んだ「聴く」の入口を、6回で身につけるクラスです。
直前のお申し込みでも間に合います。
▼クラスの詳細・お申し込みはこちら
https://learning-playce.net/neo/r.php?q6va%%hash%%
***お知らせ***
□ コーチング入門講座 明日スタート・残席1名
コーチング入門講座(全6回)
9月27日(日)19:30〜20:30 スタート
講師:やすコーチ(鈴木康予)
週1回1時間、最大4名の少人数クラスです。
▼詳細・お申し込みはこちら
https://learning-playce.net/neo/r.php?nv5b%%hash%%
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